ケニア国内で犯罪経歴書を取得する方法
ケニア国内で外国人が犯罪経歴書の(police clearance certificate)を取得する方法をメモ書きしておく(2019年6月末現在)。
初めて日本人がケニアで労働許可証を取得するには日本の警察署から英文の犯罪経歴書の提出が求められる。
労働許可証の更新をする場合などは、ケニアの警察署から犯罪経歴書を取得しないといけない。
関係各所に情報収集したけれど、間違っていたり古い情報だったりしたので、自分の足で稼いだ情報を書いておこうと思う。
犯罪経歴書を発行する機関
Directorate of criminal investigations(DCI)である。ここのHPに手順が書かれてある。
http://www.cid.go.ke/index.php/services/police-clearance-certificate.html
また困ったことがあったら電話をかけると、結構意外にも丁寧に対応してくれる(人によるかもしれないが)。必要書類など変わることもあるので、遠方からナイロビにこないといけない人は電話して現在の状況を説明し、必要書類を確認すると無難。
外国人はeCITIZENを使わない
まず、外国人の場合eCitizenからの申請はできない。ケニア人はオンラインポータルで犯罪経歴書の取得アプリケーションを作成する。しかし外国人はeCITIZENを使わない。DCIのナイロビ本部(Kiambu road、カルーアフォレストの横)に行って直接手続きをしないといけない。
DCIに持っていくもの
パスポートのコピー
労働許可証のコピー
パスポートの査証のコピー
HPにも書いてあるが、この3つをパスポートと労働許可証の原本とともに持っていく。
DCIでの手続き
ケニア人と異なるので注意。
1. 入口から入って突き当たりにある建物のRoom 31に行って持ってきた書類にDirectorのサインをもらう。
2. 入口から入って右に進んだ建物に向かう(以後申請の手続きはこの建物内で行われる)
3. Cashierで1000KESを支払う。支払いのレシートを受け取る
4. カウンター2でレシートのコピーを取る(コピー代5KES)
*関係書類の印刷はカウンター2で当日することもできるが多少並ぶので準備していった方が無難
5. カウンター4で指紋採取用のフォームをもらう
6. 指紋採取担当の職員に書類を見せ、指紋採取の列に並ぶ
7. 指紋採取
8. 2週間後に受け取り
ケニアの行政機関の手続きは時間がかかったり汚職を要求されがちだが、手続きは意外にすんなり終わった。上の1-7までの手続きを1時間くらいで済ませることができた。
指紋採取の際に黒いインクをめっためたに塗られるので、ウェットティッシュがあったら良い。外に水道と石鹸があるからなくてもいいけどね。